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2017年度 春の講座 開催レポート

 2017年度の春の講座が、3/22・3/23・3/28・3/29の日程で開催されました。春の講座は、今年度で3回目の開催となります。

 9:30~11:00 午前の講座 第1部 

 11:00~11:10 小休憩(10分)

 11:10~12:40 午前の講座 第2部

 12:40~13:20 お昼休憩(40分)

 13:20~14:50 午後の講座 第1部

 14:50~15:00 小休憩(10分)

 15:00~16:30 午後の講座 第2部

 講座は全日程上記のスケジュールで行いました。これから始める大学の授業時間に慣れてもらうため、講座のスケジュールは実際の授業の時間割と同じ配分となっています。

 3/22・3/23は、E科・H科・C科・B科の受講者に向けての講座が行われました。両日ともに午前の講座は「実感する科学」、午後の講座は「身の回りの数学入門」を行いました。

 午前の講座は「実感する科学入門」です。この講座では、上記の学科が入学後に主に使用する電気回路と力学の2つを復習しました。多くの方が高校での内容が身についており、スタッフが少し解説するだけで次々と問題を解いていく姿がみられました。

 また、「実感する科学」の講座内ではC科・H科・B科・I科のKAITpiaスタッフによる学科説明の講義もありました。入学後はどんなことを学ぶのかや、大学生活を送るうえで大事なポイント、学科の特色、普段は関わらない他学科などについて知ることができました。

 お昼休憩をはさんで、午後の講義は「身の回りの数学入門」です。この講義は入学後の必修科目である身の回りの数学の導入講座となっています。高校で学んだ数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bの中で特に重要な箇所の復習と、SPIの問題に挑戦しました。

 数学では、高校で習っていない分野で苦戦する方が多くみられました。特に多かったのが微分・積分の分野でした。しかし、講座が終了するころには全員が問題を解けるようになっていました。

 「実感する科学」「身の回りの数学入門」ともに、最初に問題を目にしたときは多くの方が戸惑っていたものの、講座が進むにつれ問題を解くスピードが速くなり、「実感する科学」では当初こちらが予定していたよりも早く問題を解き終わる、といった状況になっていました。2日間の講座を通しておぼろげになっていた高校での学習が、再びハッキリとしたものになったようです。

 3/28・3/29は、I科・N科・D科の情報学部の受講生び向けての講座が行われました。両日ともに午前は「身の回りの数学入門」、午後は「情報リテラシー入門」を行いました。

 午前の講座は「身の回りの数学入門」です。こちらは3/22・3/23と同様に、入学後の必修科目である身の回りの数学の導入講座となっており、高校で学んだ数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bの中で特に重要な箇所の復習と、SPIの問題に挑戦しました。

 午後の講座は「情報リテラシー入門」です。この講座では情報学部では必須となるパソコンの操作とレポート作成およびタイピングの練習、そしてC言語によるプログラミングを体験しました。

 多くの方が高校でパソコンの操作を学んでいたようで、パソコン操作やレポート作成に関して作業が詰まる様子は見受けられませんでした。しかしタイピングの練習になるとほとんどの方がまごついており、練習不足を実感しました。スタッフが全体モニターで高速タイピングを見せると、それに対抗するかのようにタイピング練習に励む受講生の姿もありました。

 後半のプログラミング体験は、最初は画面に文字を出力するプログラムから始まり、最後は変数を使い計算するところまでを体験しました。ほぼ全員がプログラミング初心者ということもあり、Visual Studioの設定などに苦戦する姿が見受けられましたが、先にプログラムが完成した受講生がまだ出来ていない受講生に教えたりと、受講生同士の助け合いも発生していました。

 上記の4日間の講座をもって、春の講座の全日程が終了しました。講座全体としては、スタッフと受講生が時折談笑を交えながらのゆるい雰囲気に包まれていました。

 春の講座で学んだことを足掛かりにして、より良い充実した大学生活を送ってほしいと思います。


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